睡眠薬と睡眠導入剤、睡眠改善薬はどう違う?

睡眠薬と睡眠導入剤、睡眠改善薬はどう違う?

睡眠薬と睡眠導入剤の違い

不眠の症状で悩みはじめたら、「睡眠薬を飲んでみようかな」と考える人は多いのはないでしょうか。
しかし睡眠薬といっても、眠剤や睡眠導入剤、睡眠改善薬などさまざま呼び方があって、どう区別されているのか?効果に違いはあるのか?など困惑してしまうかもしれません。

睡眠導入剤は弱い?
眠剤は処方?ドラッグストアで買える?

など、睡眠薬の分類や作用の違いについて知れば、適切な睡眠薬治療が始められるはずです。

●睡眠薬は医療用医薬品

精神科やメンタルクリニックなどの医療機関で処方されるのが睡眠薬。
医師の管理のもと、一人ひとりの体質や症状に合わせて選定されます。

睡眠薬は、作用時間の長さによって超短時間型・短時間型・中時間型・長時間型の4つにカテゴライズされます。
超短時間型の作用時間は4時間ほどと短めですが、即効性に優れているのがメリット。入眠作用の高い睡眠薬を睡眠導入剤と呼ぶこともあります。

眠剤という言葉は睡眠薬を指して用いられますが、一般的な呼び方であって薬剤の正式名称ではありません。

●睡眠改善薬

ドラッグストアや楽天などで手軽に買える睡眠薬は、正確には睡眠薬ではなく睡眠改善薬と言います。

一時的な不眠症状の緩和に用いられる薬で、不眠症と診断された人には適しません。
より多くの症状に適応するよう作られていて、かつ副作用のリスクが抑えられているのが特徴。
気軽に試せる反面、「しっかり眠れた」「寝つきは悪いままで変化は感じなかった」など、効果の現れ方には個人差があります。

不眠症状が長く続いている、日中の活動に支障をきたしているという人は、市販の睡眠改善薬で対処するよりも通院がおすすめ。
より明確な効果が得られる睡眠薬を処方してもらいましょう。